金儲けに走らない

先日、あるソフトウェア開発会社の社長とお話したときにこんな話が出ました。

T社長 「この業界は社員をこき使う会社が多いですねぇ」
私   「なぜでしょう?」
T社長 「TOPが、自分が儲けることだけしか考えてないからですよ」

このT社長は社員をとても大事にされる方なのですが、
その方から見るとこの業界の状況は非常に嘆かわしいようです。

私もこのT社長と同意見です。
この業界は受注生産ですから、一般的なメーカーさんのように
「ヒット商品が出て大もうけ」というのはまったくありえません。
大もうけはない代わりに地道に堅実に売上を上げていくのがこの業界です。

その中で努力をせずに大もうけしようとすると、
人件費を削ってコストを下げる、 長時間稼動させて売上を上げる、
という方向に安易に走りかねません。
これはまさに「こき使う」としか言い様がないでしょう。

そのような安易なビジネスをする限り、
社員は疲弊し、品質は下がり、生産性も落ち込んで納期を守れず、
やがて会社として成り立たなくなる、ということは目に見えます。

ですから私たちは(特に経営者は)安易に儲けに走ってはならないのです。

それでは私たちはどのような方針で進めるべきか?
それについては様々な思いがありますので少しづつ書いていきたいと思います。