このページでは当社の実態を「社員のアンケート」と「勤務実績」から数字で表現しました。
社員はどう感じているのか、当社の実態を見ていただければと思います。
<調査概要>
アード・ソシヨ内で行った「2021年12月実施 働き方アンケート(無記名式)」および社内統計データより。
アンケート有効回答数 16名(回答率84.2%)
(アンケート対象は社長・管理者・営業・事務を除く技術者全員)
1.これまでに携わった工程
「Q.これまで携わったことのある工程を教えてください(複数回答)」
「Q.これまで携わったことのある工程を
教えてください(複数回答)」
【社長コメント】
▼当社の業務
当社の業務の主力はシステム開発業務です。
そのため、要件定義、基本設計、詳細設計、単体開発、結合テスト、システムテストの経験人数が多くなっています。注目して欲しいのは上流工程の経験人数も多い点です。
アジャイル開発なども担当していますが今回のアンケートには含まれていません。
また、インフラ整備や保守などは基本的に行っていません。
▼PMOとは
先頭の「PMO」とは「Project Management Office」の略で、大規模開発におけるマネジメントや各チーム間の連携などを支援する職種です。開発経験の豊富さ、コミュニケーション力、マネジメント力、調整力などが求められる高度な業務です。
2.実務で使用した開発言語
「Q. 開発実務で使用したことのある言語を教えてください。(自由記述・複数回答)」
「Q. 開発実務で使用したことのある言語を
教えてください。(自由記述・複数回答)」
【社長コメント】
▼WEB系Javaが開発の主力
当社の開発技術の主力はWEB系Javaです。そのため、WEB系Javaの開発に関連するJava、SQL、HTMLは経験人数が多くなります。
▼なぜJavaか
当社がJavaを主力にしているのは、「開発でよく使われる言語だから」というだけでなく、Javaが「今後の言語技術の基幹になる」ためです。
Pythonをはじめとして、今後の基幹業務開発の主力となる言語はJavaから派生していきます。
技術者としてJavaを経験しておくことは、将来、あらゆる技術に通じるベースとなります。
なお、アンケートでのこの質問が自由記入式だったため、CSSなどは記入漏れで経験数が少なくなっていると思われます。
3.残業時間(2021年7月~12月実績)
【社長コメント】
▼「残業20時間未満」が7割
今回は「残業20時間未満」が7割を占める結果となりました。集計するタイミングによって異なりますが、ほぼほぼ同じような割合となっています。残業0時間(つまり残業なし)が複数出る場合もあります。
残業20時間とは「1日あたり平均1時間の残業」ということです。IT業界で言えば画期的に少ないと言って良いと思います。
もっとも、私としてはもっと少なくしていきたいところですが。
▼ピーク時の残業時間
60時間以上が1人いますが、この人の実績は「60.25時間」でした。う~ん、もうちょいで60時間未満でしたが残念・・・といっても40時間以上であることはかわらないので稼働が多すぎますが。
システム開発業務はピーク時がどうしてもあるため、一時的に残業が増えることがあります。
それはどうしても避けられない点です。
ただ、当社ではそれが恒常的にならないように、また一人の人にずっと集中しないように、現場と営業が連携して対応していっています。
4.有休消化率(2021年実績)
【社長コメント】
▼ワークライフバランスの実現
有給休暇を60%以上消化できる人がほとんどとなりとても嬉しく思っています。
今は休みをとってもなかなか旅行もままなりませんが、もうすぐそういったことも可能になると思います。ぜひ、しっかりと有給休暇を取得しワークライフバランスを実現していって欲しいと思います。
5.在宅割合(週当たり日数)(2021年11月実績)
【社長コメント】
▼在宅割合は多め
在宅勤務が良いのか現場出社が良いのかは人によって受け止め方が異なると思いますが、当社の現状はかなりの割合で在宅勤務になっています。
▼在宅勤務での工夫
2022年2月の社内会議で「在宅勤務で工夫していること」について社員同士の意見交換を行いました。
在宅勤務も、始めて2年近くにもなってくると、皆さん良く工夫しているととても感心しました。
「Zoom会議で質問事項を口頭ではなく文書に書いて画面に出す」とか「雑談用のチャットを立ち上げる」など、皆がマネできる良い工夫でした。(私は雑談大切派です。)
今後もいろいろな形で在宅勤務は残っていくと思いますが、品質の良いシステムを作るためにこれからも工夫していきましょう。
6.稼働時間満足度
「Q. 稼働時間について満足していますか?」
「Q. 稼働時間について満足していますか?」
【社長コメント】
▼残業削減の効果
会社設立以来、特に力を入れてきたのが残業削減です。
満足度がとても高く、嬉しく思っています。
どうしても現場によって稼働が高くなる場面もありますが、それも一時的になるよう、会社全体で現場を支援していっています。
7.日々の仕事を通じてのやりがいや成長
「Q. 日々の仕事を通じてやりがいや成長を実感していますか?」
「Q. 日々の仕事を通じてやりがいや成長を
実感していますか?」
【社長コメント】
▼やりがいや成長を実感
ほとんどの技術者がやりがいや成長を感じてもらえているようで、とても嬉しく感じます。
仕事としてのシステム開発業務は、他の様々な仕事と同様、苦しいこと辛いことも多くありますが、そこにとらわれるのではなくやりがいや成長を感じられるといのは素晴らしいことだと思います。
社員の成長こそが会社の成長です。
これからも私も一緒に成長していければと思っています。
8.給与満足度
「Q. 給与について満足していますか?」
「Q. 給与について満足していますか?」
【社長コメント】
▼給与満足度は永遠のテーマ
給与満足度は私にとって永遠のテーマです。
半数の人が満足してくれていることは世間一般の会社で言えば「快挙」といって良いと思いますが、私としてはもっとたくさんの社員が満足し、喜ぶ顔を見たいと心底思っています。
なかなか現実はそれを許してくれませんが。
今できることは、きちんと正当に評価し、それに連動した給与を支給することです。
それについてはある程度できてきているのではないかと感じています。
▼給与の2030目標
当社では「2030目標」を掲げていますが、その中に「給与1.5倍」というものがあります。
年収400万円の人は600万円に、という目標です。
実現できるように社員の先頭に立ってがんばっていきます。
9.当社の良いところ
「Q. アード・ソシヨの良いと思うところを選んでください(複数回答)」
「Q. アード・ソシヨの良いと思うところを
選んでください(複数回答)」
【社長コメント】
▼力を入れてきた
「業務支援、営業交渉」「評価基準、給与テーブル」「ワークライフバランス」が社員に評価されているのはとても嬉しく思います。力を入れてきたことですから。
これから入社して頂ける方にも安心してもらえる点だと思います。
▼福利厚生やサポート体制
一方で「福利厚生」や「サポート体制」が評価されていませんが、これは「できていない」という意味ではなさそうです。「気にならない」くらいの感じでしょうか。というのも次の質問の「悪いところ・改善点」にどちらもあがっていないので。
ただサポート体制については、まだまだ社員数が少ないことから、現場でのフォローが十分ではないとも感じています。
この面でも入社された方が安心して業務に取り組んでもらえるようもっと改善していきます。
(「給与」については前項目で触れたので省きます。)
10.当社の悪いところ・改善点
「Q. 悪いところ、改善した方が良いと思うところがあれば教えてください(自由記述)」
「Q. 悪いところ、改善した方が良いと思うところがあれば
教えてください(自由記述)」
【社長コメント】
率直な意見をたくさん頂きました。まだまだ課題は山積みですね。
重複する意見もあるのでテーマ別にコメントします。
<社員数、新卒採用について>
直近のコロナ禍では採用を手控えていたため拡大にブレーキがかかっていました。
現在は積極的に採用活動を進めていて、これから2030目標に向けて大きく拡大していきたいと思います。
また、近々、新卒採用も再開したいと思っています。
たくさんの素敵な笑顔に囲まれることを夢見つつ、採用を推進していきます。
<現場常駐が多い点について>
当社では本来、現場常駐(SES、派遣)、社内受託、自社開発の3つの柱で開発を行ってきました。
(過去には社内受託開発が売上げの3割だった時もありました。)
しかし、コロナが蔓延した2020年春以降、経済情勢が悪化した場合に備えるために、受注規模が安定しない社内受託や、すぐに売上が立つわけではない自社開発を一時凍結し、現場常駐案件に注力するようにシフトしました。
短期的にはその方が経営を安定させることができますから。
ただ、指摘にあるように現場常駐案件だけでは将来的な発展が頭打ちになります。
そのため「2030目標」では「元請け率3割(自分たちが元請けとして開発をする)」を掲げています。
状況を見ながら、かつ計画的に社内受託や自社開発を進めていきます。
<営業体制の強化について>
これは長年の懸案でした。そして2022年1月に専属の営業スタッフを採用することができました!
若い女性なのですが、とてもパワフルに営業活動を展開していってくれています。
技術者をサポートするパワーがまた一段高まりました。
11.当社に入社して良かったか
「Q. 入社して良かったと思いますか?」
「Q. 入社して良かったと思いますか?」
【社長コメント】
▼社長冥利につきます!
この結果はめちゃくちゃ嬉しいです!
無記名の社員アンケートで「入社して良かった、やや良かった」が8割以上なんて会社がそんなにあるとは思えません。素直に嬉しいです。
「あまりそう思わない」の人、ぜひ辞める前に相談してくださいね。改善できる点は改善していきますので。前述の質問で言ってくれている点については、コメントした通り頑張っていきます。
▼あなたの意見をください!
アード・ソシヨは発展途上です。これはこれまでも今もこれからもです。
良い点も悪い点もありますが、新しい方が入社し、新たな視点が加わることでもっと良い会社に発展していけます。
ぜひ、当社にご入社頂き、あなたの意見を当社に加えていってください。
ご応募、お待ちしています。
日経新聞電子版「私の道しるべ」に弊社代表・安田の記事と動画が掲載されました。
(サイト終了に伴いリンクを削除しました)